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2024/04/12
きとかさ ちんすこう
誰も見た事がない新しい ちんすこう。
「きとかさ ちんすこう」には 糸芭蕉 芯の部分 “グイ” が入っています。
喜如嘉では昔から グイ(糸芭蕉の芯)を食べてきたそうですが、食生活も豊かになった今グイを食べる人はほとんどいません。食べたことがある人も少なくなりました。
グイは、失われつつある喜如嘉の食文化の1つ。
有難いことに、私たちの周りにはまだ
グイを使った料理を覚えているおばぁさんたちがいて直に学ぶ事ができ、2021年にグイの処理の仕方は、100歳のおばぁさんから教わりました。
”グイ” を使用したお菓子の開発は
喜如嘉の芭蕉布 に携わるおばぁさん達にとって長年の夢の一つだったそうです。
きとかさ ちんすこう の名前の「きとかさ」は、沖縄最古の歌謡集「おもろそうし」から取りました。
「おもろそうし」の中に喜如嘉のことを記述した歌があり、「きとかさ」と呼ばれていたようです。 ゆらふさ神女も グイ を召し上がっていたかもしれません。
貴重な「きとかさちんすこう」は、展示会などの特別なイベント時に販売しておいます。
4月13日から開催される愛媛民藝館 特別展「喜如嘉の芭蕉布物語」で購入できます!
会場で、是非手に取ってみてください。
喜如嘉のおばぁさん達の「想い」と 喜如嘉の食文化を形にしてくれた
@shokudou_faidama さん!
ロゴデザインと箱のパッケージとなった布は
@nawachou さん!